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都賀中学校の生徒は、かつての「中学生日記」に出てくるような本当に中学生らしい子どもたちばかりである。

地域のイベントにも自ら進んで参加する素直さ。

それゆえ地域の人たちは、この子たちが可愛くてしょうがないだろう。

だからなのか校内のあちらこちらに地域の方が絵画を寄贈し、栃木高校や栃木女子高校からも多くの作品が寄せられている。

新しい校舎に多くの施設。武道場や給食センターも抱える何でも有りの学校は、旧都賀町の町民が誇りとしてきた学校であるからだ。

やはり学校をよくするのは地域住民の力である。

 

今日の給食はパン。

都賀中学校は、炊飯ジャーからご飯を盛ってくれるしくみなので、ご飯を期待していたのだが、残念。

いやいや、パンもなかなかいけるぞよ。

それにしても中学生の量は俺には多いな。腹十分目、満足至極。

運動会には珍しく、レインコート姿の子どもたちが可愛らしい。

今日は朝から小雨がぱらついている。

明日はもっと天気が悪い予報なので、先生方も判断に迷うところだろう。

「子どもたちが練習してきたものは、何とか実施させてあげたい」プログラムを都度変更しながら懸命に走り回る先生方。

そして６年生にとっては最後の運動会。

雨が小降りになった頃合いをみて、急遽いれた６年生のお囃子の響きが心に残った。

 

栃木市大平地区の地域活性化を担う「ワイワイテラス」が中心となって企画運営する「かかしとマルシェ」に行く。

私と同級生の高際悦子さんとその教え子の前田みねりさんのピアノとバイオリンの演奏もある。

かかしの里という名の施設で、かかしコンテストや音楽会を開く。

協力してくれる飲食店や雑貨店を募りながら、同時にスポンサーを見つけ、スタッフを整える。

いざやるとなると、本当にたいへんなことばかりだ。

それでも地域のために骨身を惜しまない彼ら。

そんな彼らこそ大平地区の財産なんじゃないかと思う。